猛烈なスピードで変わり続ける技術とツール、便利さを追求したサービスの過剰競争は今後も加速していく時代、しかしそんな時代だからこそ原理原則を忘れずに取り組みたいものです。
車 × ナビゲーションシステム
ナビゲーションシステムは、今では欠かすことの出来ないシステムの一つであり、日々高性能となってきています。スマートフォンでさえナビゲーション出来るほど制度が上がり、車載のナビなしでもスマートフォン1台あれば用が足りてしまう時代になってきています。
Navigation Systemは、道に迷わず目的地に確実に到着できるための誘導システムですが、
あなたが運転中、設定した「NAVI」で目的地に着けない場合、どうしますか?
ちょうど1年前、ミーティングを終え、時間が少し余ったので、阿蘇神社に向かってレンタカーで運転している時でした。ナビが誘導する道順で進んでいたのですが、熊本震災の後と言うこともあり、ナビで示されている道が復興工事の為、通行止めでした。仕方なく、引き返し、違う道を探して行くことにしたのですが、その先でも迂回があり、目的地に中々たどり着けません。どの道を行けばたどり着けるのかさえ検討つかず、コンビニで休憩と合わせて一旦車を止め、店員さんに聞くことにしました。
店員さんから聞いた「生きた情報」をもとに、ルート上の要所となるチェックポイントの住所をいくつかナビに設定することにしました。こうすることで、目的地に向かう最中同じようなことがあっても短いレンジで迂回路が探せることとと、確実に通過ポイントを確認できるメリットがあり、ものの見事に目的地に到着することが出来ました。
実は、このナビゲーションシステム、会社にも必要なのです。いや、会社にこそ必要なのです。
会社 × ナビゲーションシステム
インストラクター制度は、こういったベーシックな目的地への遂行から問題解決能力まで、自立型の優秀な人財を短期育成し、全体の基準を上げるシステム(制度)です。
「会社」という車でスタッフと一緒に乗り込んでいるその車、
- 貴社の「会社という車」にナビゲーションシステムはありますか?
- そのNAVIシステムは不具合を起こしていないですか?
- 貴社の目的地は設定されていますか?
- その目的地は住所レベルで明確ですか?
- 道中目的地を忘れない仕組を作られていますか?
- それは同乗する全員に伝えていますか?
- 今回の事例のように、通行止めなどへの対処法など明確に定義されていますか?
上記質問に一つでも「NO」がある場合、「インストラクター制度システムをインストールする時期が来た」と、断言致します。